スペシャル対談 藤本裕子が各界トップに迫る!

スペシャル対談 藤本裕子が各界トップに迫る!

歌手 ダ・カーポ

子どもを取り巻く家庭、学校、地域が崩れ、虐待、いじめ、自殺など、子育ての環境に大きな 異変が起きています。今こそ、日本中に「お母さんの心を伝えたい。お母さんを笑顔にしたい」と、「百万母力プロジェクト」をスタート。そして、プロジェクトのテーマソングとして誕生した 「はじめての日」。この曲を聴いて、子育て中のお母さんたちが毎日ある「はじめての出来事」を大切に思えたら、きっと笑顔に。お母さんが笑顔になれば、地域も社会も元気になる…。 そんな「はじめての日」を歌うダ・カーポの3人に、この曲への思いなどを、改めて伺いました。

歌手 ダ・カーポ
●1973年「夏の日の忘れもの」でデビュー。「結婚するって本当ですか」「宗谷岬」「野に咲く花のように」等のヒット曲を生む。童謡、抒情歌、フォークソング、アコースティックなど幅広いレパートリーを持つ。2007年より愛娘でフルーティストの麻理子を加え、親子3人で音楽活動中。http://business1.plala.or.jp/dacapo/

はじめての日CD


〜お母さんの笑顔のために〜 「はじめての日」

百万母力プロジェクトテーマソング

作詩/藤本裕子 作曲/中村守孝  編曲/渡辺雅二 歌/ダ・カーポ 

定価/1000円(税込)

詳しくは、コチラから

「はじめての日」は偶然ではなく必然的に誕生した 日本中に広げよう「百万母力プロジェクト」

藤本 今日はいつものステージ衣装とはガラッと雰囲気が変わり、普段着というか素顔のダ・カーポさん。お父さん、お母さん、娘さん…ひとりの人間としての話をお聞きしたいと思います。まずは「はじめての日」との出会いから聞かせてください。

広子 最初から、藤本さんの詩には圧倒的な説得力がありました。歌詞を読んだだけで、麻理子が小さかった頃の記憶が一気に蘇り、胸にグッとくるものがありました。

藤本 とても詩と呼べるようなものではありません。ですから、作曲家の中村守孝先生から「曲をつけたい」とお話があったときには、もうビックリ。

政敏 作詞家が曲をつくろうとして書いたものではないストレートさというか、思いの強さというのかな。

広子 藤本さんとは、2年前に別の雑誌の取材をお受けしたご縁ですよね。そのときはご自身のことはあまりお話されなかったので、私たち「お母さん大学」や「お母さん業界新聞」のことを知らなくて。今回お話があってはじめて、藤本さんの「百万母力」というご本を読ませていただき、素晴らしい活動だなあと感心し、共感もしたんです。

政敏 ぼくらも親として子育てはしてきたけれど、地域活動や子育て支援といった分野は未知の世界でした。でもここのところ、新聞やテレビで虐待のニュースを見たり、近所でベビーカーを押しているお母さんが大声で子どもを怒鳴っている場面に出くわすことがあったりで、なぜかお母さんや子育てについて、とても気になっていたんです。

藤本 それも運命かもしれませんね。中村先生は童謡や抒情歌を多くつくっていらっしゃるのですが、ホームページで私の詩を目にされたとき、すぐにメロディーが降りてきた、と。そして出来上がった曲が、ダ・カーポさんのイメージだったというのも偶然です。つくろうと思ってつくった曲ではなく、すべてが偶然の、いえ、必然のめぐり合わせだったのでしょう。

広子  覚えていますか?と繰り返す「はじめての日」は、どんな人にも当てはまるし、また、それぞれの「はじめての日」と重ね合わせて、きっと共感を得られるだろうと直感しました。私自身いまだに歌っているときに、つい感情が入り過ぎて言葉に詰まってしまうほどなんです。

ぼくらの歌で、お母さんを笑顔にできるなら、全力で歌います。

政敏 特に「♪はじめて泣いて帰った日を覚えてますか はじめて一緒に夕日を見た日を?♪」ここへダ・カーポさんとの対談写真 その1くるといつもヤバイ≠フです。広子には泣いちゃダメだ!って言ってるんですけどね。

広子 歌手として、歌詞もメロディーも正確に伝えてはじめて、聴いた人がそれぞれに感じ取ることができるのに、自分が感極まってしまうなんてダメですよね。それくらい、のめり込んでしまうんです。

藤本 2番の「はじめてランドセルを背負った日を覚えていますか?」の歌詞を、レコーディングのときに麻理子さんが歌いましたよね。もともとこの曲は母の思いがすべて。子どもからのメッセージというイメージがなかったので、正直、あのときはビックリ!? でも、今思うとここが、この曲に母の魂を宿らせた瞬間だったのかもしれません。

広子 確かに、麻理子が2番を歌い始めると、決まって小さかった頃のことがパッパッパッと浮かんでくる。まして隣で一緒に歌っているわけでしょ。「よくここまできたな」と、胸がいっぱいになっちゃうんです。それに、会場の人が泣いたり感じたりしていると、もう完全にアウト! お母さんはもちろんだけど、おばあちゃんもおじいちゃんもみんな感じちゃう。そんな曲は、滅多にないと思います。

藤本 お父さんとしてはいかがですか。

政敏 子育てには、子どもの成長を通してもう一度人生を楽しめるという醍醐味があるけれど、普通のお父さんは、子育てをしたくてもあまりできませんよね。幸いぼくの場合は、夫婦でずっと働いていたので、子どもと一緒にいられるときはなるべくぼくも関わるようにしてきました。ですから麻理子がはじめてしゃべった一言や、はじめて幼稚園バスに乗るときに泣いて困ったことなどいろんなシーンを思い出します。それに、ぼくらのような中高年の男にとっては、母親への思いが重なるのではないでしょうか。母は永遠に偉大ですからね。

この歌には、子どもから両親へ感謝する気持ちが溢れています。

麻理子 2人にとっては、私の存在が大きいということはわかりました(笑)。それにしても、家族になダ・カーポさんとの対談写真 その2ったダ・カーポにピッタリの曲。こうして親子でこの歌を歌えることに幸せを感じますし、両親がそんな思いで私を育ててくれたんだと、改めて感謝の気持ちも浮かびます。それから最近、相次いで友人が結婚し たり、お母さんになったり。この歌に出会い、私もいつかは母に…という思いも強くなってきましたね。

藤本 20代、30代の若者を対象にした内閣府調査ですが、「結婚しても、子どもはいてもいなくてもいい」という人が6割もいるんです。それに、子育て中の母親も「子どもは1人で十分。2人目は無理」と。それでいて世の中にある子育て支援は、制度の充実や保育所の増設、子ども手当ての支給…。子育てが大変だから、母親がダメだから、それを助けることが目的です。もちろんそれも必要ですが、もっと大切なのは、母親の素晴らしさを伝え、お母さんに自信を持ってもらうこと。子育て中のお母さんが元気で輝いていたら、かっこいいお母さんだったら、若い女性たちが「私も早くお母さんになりたい」と思うはずなんです。

日本中に広げよう「百万母力プロジェクト」

広子 私たちも、藤本さんのお母さんに寄せる思いに共感しているんです。「お母さんが本来持っている力を信じて、それを引き出そう」というメッセージが素晴らしい。お母さんを笑顔にすることが、地域を元気にすることにもつながっている。今回の「一日お母さん大学」全国ツアーでは、それを実証しましたね。

政敏 それぞれ地域の特徴がしっかり出た公演で、とても楽しかったし、地域に密着し、人と人がつながっていくことの大切さを改めて実感しました。お母さんたちが地元の合唱団に呼びかけたり、特産品を販売するブースが出たりと、ローカル色豊かな、手づくり公演になりましたね。出演者もスタッフも、みんな元気なお母さんなんで驚きました。ぼくらがお母さんを応援するというより、お母さんから元気をもらいました。

麻理子 全国ツアーでは、会場以外のところでも、たくさんの出会いがありましたね。熊本の小学校では、お友だちの死から「命を考える」授業が生まれ、そこでは毎回、子どもたち全員でダ・カーポの「野に咲く花のように」を歌ってくれていて。私たちもコンサート前に立ち寄り、授業に参加させてもらいましたが、とても感動しました。

政敏 たくさんの学びがありましたが、お母さんたちのがんばりがすごかったね。それを肌で感じ、その思いにさらに共感することができました。舞台をつくって広報活動をして、チケットも売って「はじめての日」も歌う…。半端なことじゃないですよ。男のぼくには、ちょっと無理(笑)。本当にお母さんはスゴイ!

日本中のお母さんたちと心を重ねてこの歌を歌っていきたいです。

広子 お母さんたちの力は、まさに「百万母力」。集客もどれだけたくさんのお母さんが地道に活動さダ・カーポさんとの対談写真 その3れたかと、本当に感心します。また、おじいちゃんやおばあちゃんたちが、子育てに積極的に関わってくださることで、地域で助け合いが生まれ、笑顔が広がっていく。「はじめての日」や「一日お母さん大学」が、世代をつなげる歌や場になったことは、とても大きな意味を持っていると思います。

麻理子 お母さんを笑顔にするには、シニアの存在がとても大きいと私も思います。「はじめての日」が、子どもたちからお年寄りまで、みんなに愛され、感じていただけることに、未来を感じます。

大切なのは、一人ひとりの母親が「はじめての日」を感じること日常の他愛もない生活の中に「宝物」を見つけたら…きっと笑顔になる

藤本 全国ツアーは、お母さん大学のお母さんたちが中心になり、その「思い」で実現。素人のお母さんたちが企画から運営まで、しかも幼い子を抱えての活動なので大変でした。でも彼女たちがやり遂げられたのは「お母さん」だから。きっかけは、7月30日に大阪で発覚した、育児放棄による2児の虐待死事件でした。子どもたちの悲しみや苦しみ。また、同じ母親だからこそ、苦しんでいるお母さんの気持ちがわかるんです。

政敏 最近はどこへ行っても、ついお母さんや子どもに目がいってしまうんです。すっかりお母さん大学の仲間になっています(笑)。虐待やいじめはもってのほか。胸が痛くなるのと同時に憤りを感じます。どんな母親も産みの苦しみを味わい、はじめてわが子を抱いたときの感動を忘れることはないはずです。たくさんの「はじめての日」を思い起こせば、そこには驚きや悩み、感動があり、幸せな自分がきっといる。その記憶は、子どもへの慈愛や育児への意欲を呼び起こさせる宝物。歌は人の内面の「思い」を喚起させるもの。すでに起きている虐待を止めることも大事ですが、未然に防ぐことはもっと必要です。ぼくはこの歌で母性や慈しみの心を呼び起こしたい。一刻も早く、一人でも多くのお母さんにこの歌を聴いてほしい。そんな気持ちでいっぱいです。

広子 お母さん大学では、よく「響感」という言葉が出てきますが、私もこの曲は、歌手のダ・カーポをダ・カーポさんとの対談写真 その4超えて、ひとりの母親として歌うことで、日本中のお母さんたちの心に響くのだと思います。今このタイミングで、「はじめての日」という曲に出会えたことは、ダ・カーポにとっても意味のあることです。もし今、子育てに苦しんでいるお母さんがいたら、一緒に歌いましょう。歌詞にあるように、辛かった日も悩んだ日も消えて、いつか必ず笑顔になります。そして、大事なのは、若いお母さんたちだけでなく、私たち世代の人たちももう一度、子育てに関心を持ち、地域に関わること。そんなことを、私たちダ・カーポもお母さんたちと一緒に伝えていきたいと思います。

藤本 私たちもがんばりますので、活字や新聞では伝えきれない「お母さんの心」を、ダ・カーポさんの歌声で日本中の人々に届けてください。今日は、ありがとうございました。

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