大ちゃんのちょっといい話

階段に手すりを取り付けました…
 週末に、ホームセンターで買って来た材料で、トンチンカンと汗を流しているカーペンター姿のパパを、どこの家庭でもよく見かけますね。おばあちゃんと同居中の若いパパから、ある日、こんな依頼がきました。先月パパが、おばあちゃんのために、買って来た材料で階段に手すりを取り付けました。これにはおばあちゃん大喜び。早速2階に楽々と上がりました。パパは鼻高々です。でも2階から降りて来るおばあちゃんの顔は、どうもおっかなビックリな顔つきです。私が「どうしたの、おばあちゃん」と聞いても、何も言ってくれません。どうやらパパに、遠慮しているみたい…。私はおばあちゃんに聞きました。「下りるときは手すりを右手で持ったほうが楽ではありませんか?」と。おばあちゃんはニッコリとうなずきました。これで解決です。手すりは左側でも右側でもどちらでも良いのではありません。階段は上がるより下るほうが難しく、手すりは下るときに利き手でつかめるように取り付けるのが基本です。早速、反対側に取り付け直すと、おばあちゃん、今度は楽々と下りられました。おばあちゃんもパパも大喜びです。「浴室での転倒」「階段や段差のある場所で転倒」「同じ平面上での転倒」「建物からの転倒」。厚生労働省調査によると、この4ケースが、住宅における不慮の事故で最も多いそう。そして、その内81%が65歳以上のおばあちゃん、おじいちゃんです。あなたの家は大丈夫ですか?人はそれぞれ身長も体重も違い、また年齢も違います。大事なのは、今のあなたにとって何が必要で、何が安全か、です。もう一度、家の中を見回してみてはいかがでしょう。あなたに合った環境が整っていますか?

(リバティー工房 小林大輔)
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