大ちゃんのちょっといい話

ピンクの壁紙にしたら…
 あるお宅のリフォーム工事を受けたときの話です。ご主人と奥さんとリフォームの相談をしていて、ふと気づいたのです。小学4年生の女の子が全く無関心です。気になってお母さんに聞いたら、最近友だちと遊ばないし勉強もしない、何もやる気がないようで、テレビやゲームばかりしていると…。リフォームの依頼はキッチンとリビングでしたが、女の子の部屋を見せてもらいました。机とベッドがある普通の広さの部屋できれいに片づいています。「この部屋好き?」と聞いたら黙って首を横に!「どこが嫌い?」と聞いても答えてくれません。そこでご両親に「キッチンとリビングの予算をほんの少し女の子の部屋に使ってやって」とお願いをして、子ども部屋をリフォームすることにしました。もちろん親の意見ではなく、すべて女の子の希望を叶えました。どんな希望だったと思います?「淡いピンクの壁と真っ白なレースのカーテン」だけでした。こんなちょとしたことが、彼女にとっての素敵な心の大リフォームだったんです。以来、友だちを部屋に呼んで来ては遊び、勉強もする、元気な子どもに戻りました。壁の色ひとつで子どもの心がこんなにも変わる。増築やリフォームにたくさんのお金をかけて大げさにする必要はありません。ゆとりの環境をつくるだけで家庭が明るくなるのです。もう一度、家の中を見回してみてはいかがでしょうか。 

(リバティー工房 小林大輔)
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