合言葉は、「お母さん!」
先日、山梨県甲斐市で行われる講演会のために甲府市に前泊。その夜、素敵なタイ料理屋さんを見つけた。
名前は、ショークディー(甲府市国母1-19-9 TEL055-223-1099)といって、
オーナーは11歳と1歳のお子さんがいるというお母さんだった。
※「国母」という地名もいいでしょ!
とてもいいお店だったので、「明日、私の講演会でこのお店のこと宣伝するね」と言ったら
すごく喜んでくれて、デザートや飲み物を出してくれた。
帰り際、車に乗る私を満面の笑顔で見送ってくれた彼女。
そのとき、私は閃いた。そして、彼女にこう言った。
「もし私の話を聞いて、このお店にお客さんが来たら、サービスしてくれる?」と。
よし、合言葉は、「お母さん!」
「お客さんが『お母さん』って言ったら、デザートか飲み物をサービスだよ」と。
もちろん、笑顔で「OK!」と彼女。
次の日、講演会の冒頭でその話をして、参加者に合言葉を伝えた。(会場は大笑い)
そして横浜に戻ってくると、うれしいことに、早々と参加者からメールが届いていた。
「『お母さん』の合言葉で、サービスしてもらいました」と。
この企画いいでしょ! みんなで日本中に広めませんか?
そんな話をしていたら、またまたうれしいメールが届きました。
・・・・・・・・・・・
藤本さんと出会うまでの私は、オフクロが往生して15年も経っっていることもあるのでしょうが、
奇跡的な長寿を続けているオヤジに気を取られているせいもあってか、
正直なところオフクロのことは、せいぜい話題になったときに、断片的にしか思い浮かべたことがありませんでした。
思えば、詫びのしようもない親不幸だったわけですが、藤本さんとお近づきになって、いろいろお話を伺い、
また、さまざなご活動の一端に触れて、「お母さん」という言葉でもって、改めてオフクロを見直すことができました。
ならば何がどう変わったのかということは、具体的には一つもありませんが
胸中には、藤本さんから啓示されたところの、「お母さん」としてのオフクロが鮮明な姿で蘇ったんです。
あえて言わせていただくなら、私の今は「お母さん」から与えられ、
今も私は「お母さん」に支えられているんだという実感、とでも言えばいいのか、
いずれも当然のことなのでしょうが、得も言われぬ思慕と感謝と畏敬の気持に包まれているということです。
そして、日常の中で人のお相手をするときに、また、なにかコトに当面する都度に、
「お母さん、オレ、これでいいのかい?」と、一度は訊ねずにはいられなくなったということです。
オヤジが喜んでいることを知ったとき、子や孫たちが喜んでいることを知ったとき、
親しい人が喜んでいるとき、そして、私がうれしいとき、
「お母さん見てるかい?」と、一声かけずにはいられなくなったということです。
なにやら子どもに還ったような言い草ですが、
考えてみれば、オフクロを失ったときに気付くべきだったのも知れません。
その年の暮れに私は還暦を迎えたんですからネ。
ワルガキ風の格好をつけて、オフクロと呼ぶのではなく、
何のためらいもなく、「お母さん!」と呼べるようになっただけで、
こんなにも気持ちが豊かになれるなんて、大損をした思いです。
大変遅まきではありましたが、オマジナイのような「お母さん」という一言は、
藤本さんのおかげで気づくことができたんです。
もし藤本さんに出会うことがなかったら、今もってかけがえのない存在である「お母さん」を、
私は何の臆することもなく過去に葬ったまま、
人の道を誤った憐むべき男として一生を終わることになったでしょう。
これは、決しておべんちゃらでもなく、大袈裟な告白でもありません。
藤本さんのおかげで宿った思いを率直にお伝えしたくなっただけのことです
お礼はとても言葉にはなりませんし、また、お返しのできるような贈り物ではありませんので、
ただただありがたく頂戴するだけにとどめさせていただいております。
(T.T)←絵文字ではありません。イニシャルのTです。
・・・・・・・・・・
というわけで、「お母さん」という言葉の持つ力って、本当にすごいと思いませんか?
日本中で「お母さん」という言葉が広がったら、絶対に何かが変わるはずです!
藤本裕子
【トランタンネットワーク新聞社】 http://www.30ans.com
□発行:株式会社トランタンネットワーク新聞社
お母さん大学プロジェクト 藤本裕子
□発行日:2008年2月4日
□登録:http://www.30ans.com/okaasan/
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