新しい子育て支援のカタチ。みんなでつくる「お母さん大学」

19年間、子育て情報を発信する中で見えてきた、藤本裕子の思い

お母さんの笑顔は子どもの願い。お母さん大学プロジェクト始動!

お母さんのハートがギュッと詰まった新聞

【お母さん大学へのでこぼこ道〜藤本通信】Vol.14 (2008/1/21)

 

『ハッピーしんぶん』という名前の素敵な新聞がトランタン新聞社に届いた。
埼玉に住む、子育て真っ最中のお母さん、I さんがつくっている新聞だ。
『ハッピーしんぶん』…お母さんに笑顔になってほしいという意味が込められている。

Iさんは、現在、小学校1年生と年長さんと1歳4か月という3人の子どものお母さん。
『ハッピーしんぶん』は、なんと、長女が1歳4か月、長男が6か月のときに、第1号を創刊したという。
1年に2人のお子さんを出産し、さらに『ハッピーしんぶん』を出産(!)。

が、Iさんがなぜそんなに大変なときに、新聞をつくったのか、私はわかる。

「育児ノイローゼ」になりそうなくらい大変な時期だったからこそ、
人と話したい、聞いてもらいたい、ひとりの人間でありたいと。
小さな新聞が、自分自身の存在の意味を教えてくれた。

私が19年前に新聞をつくったときも同じ。

子育てをしている自分が、なぜか社会とは遠い所にいるような…。
そこから、「私はここにいるんだぞ〜!」と叫んでいた。

もちろん、今は違う。
子育てほど、大切な社会参加はないと、声を大にしていえる。

が、当時は、そんな風に思える風土もなければ、ゆとりもなかった。

ピカピカの『ハッピーしんぶん』第66号まですべてを、コピーして送ってくれた。
私に送るために、ご主人がわざわざコピーしてくれたという。(ありがとうございます!)

『ハッピーしんぶん』は、B4サイズの1P。
内容は、お母さんたちに読んでもらいたい新聞記事の切り抜きや、
偉人の言葉、Iさんのコラムなど、
まさに、お母さんの視点「マザー・ジャーナリズム」によるものだ。

毎号できたてホヤホヤの『ハッピーしんぶん』を、
子どもを自転車に乗せて、友だちや地域に配って回るというIさん。

最初は、どれだけ勇気が要っただろう。
でも、勇気を出して、一歩踏み出した。子どもと一緒にジャ〜ンプ!

年長さんになった子どもに、「何で新聞をつくっているの?」と聞かれたIさん、
「悩んでいるお母さんたちに、元気になってもらいたいからよ」と答えたという。

その子は、すぐに意味がわからないかもしれない。
でも、お母さんと一緒に、自転車でポストに投函して回った日のことを、きっと忘れないだろう。
そしていつの日か、その子は、お母さんに負けないくらい、誰かのために役に立つ大人に成長するに違いない。

彼女自身も、子育てが大変な時期があったという。
だからこそ、悩んでいるお母さんたちに元気になってもらいたいとIさん。

今でも、大変な子育て真っ最中というのに、スゴイ!の一言に尽きる。 
まさに、子育ての「金メダル」をあげたいお母さんです。

今、「お母さん大学」で、がんばったお母さんに金メダルをあげようという計画があります!
メダル会社の社長さんが、「お母さんたちを応援したい」と言ってくれています。
私は、すべてのお母さんに、「金メダル」をあげていいと思っています。

私も、始めた当時は、小さな小さな新聞だった。
今でこそ、パソコンで編集しているけれど、当時はハサミとノリを使ってぺたぺたと記事を切り貼りしていた。

第1号の新聞が完成したときは、部屋じゅうが紙だらけ。でも、わが子を産み出したような感動があった。
その小さな新聞を、一人ひとりに配りながら、たくさんの人と出会うことができた。
次第に夢が広がっていった。

Iさんは、「お母さん大学」のお母さん記者(MJ記者=マザー・ジャーナリスト)に手を挙げてくれた。
「パソコンは苦手だけど、がんばります」と宣言してくれた(きっと、ご主人がサポートしてくれるだろう)。

この情報社会にあって、情報とはマスコミが伝えるものと思っている人も少なくないだろう。
だが、本当の情報とは、人が人に伝えるもの。生きた情報にこそ、価値がある。

昨年の春まで5年間、『教育大阪ビーボラビータ』という教育情報誌をつくってきた。
コンセプトは、家庭と学校と地域をつなげる情報誌。

が、その媒体が「家庭と学校と地域をつなげる」のではない。

媒体をつくる中で、発信するお母さんたちの意識が上がることが大切なのである。
家庭や地域の中心にある「お母さんたち」が地域づくりの要であるのだから。

自分の目で見て、感じて、発信する中で、
その責任や喜びが、ひとりの人間であることを実感させてくれた。

どんな場より「学びの場」といえる。

だから「お母さん大学」では、お母さんたちみんなで新聞をつくっていきたい。
お母さんがペンを持つだけで、社会が変わる! マザー・ジャーナリズムだ。

日本中のお母さんたちの小さな新聞(心)が、ひとつになったら、スゴイ!
ぜひ「お母さん大学」で、あなたの「ハッピーしんぶん」をつくってください。
きっと、夢が描けると思います。

一緒に汗をかきましょう。

子どもたちのために、自分自身のために。そして、ちょっとだけ、誰かのために…。

藤本裕子


【トランタンネットワーク新聞社】 http://www.30ans.com


□発行:株式会社トランタンネットワーク新聞社
     お母さん大学プロジェクト 藤本裕子 
□発行日:2008年1月21日
□登録:http://www.30ans.com/okaasan/
★ご意見、ご感想:info@30ans.com 藤本裕子


 

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