池川 明の胎内記憶 赤ちゃんはお母さんを選んで生まれてくるのです

池川 明の胎内記憶 赤ちゃんはお母さんを選んで生まれてくるのです

2014年3月号

無痛分娩を考えているのですが…

2人目が欲しいと考えています。1人目のお産が大変だったので、2人目は無痛分娩を希望していますが、周囲は和痛分娩か自然分娩を希望している人が大半です。海外では無痛が当たり前なのに、いまだに日本では「お腹を痛めて産んでこそ母になる」という考えの人が多いのでしょうか。

ネットには「産む時は麻酔をきられて痛かった」「効きが悪くて地獄だった」などネガティブな話が多いのも気になります。メリットやデメリットを説明し、母体と赤ちゃんにとって最善の出産をさせてくれる病院を探すにはどうしたらよいでしょう。

A 完璧な無痛分娩はありません。無痛分娩で行われる硬膜外麻酔は、痛みを止めるほか、陣痛を弱めてしまうこともあります。陣痛が弱くなってお産が長引けば陣痛促進剤を使うため、人工的な分娩にならざるを得ないのです。

そうなると、陣痛によって自然に分泌されるオキストシンが出なくなる。オキストシンとは別名、愛情ホルモンといって、子宮を収縮させて出産を促すだけでなく、産後の親子関係をもよくする効果があります。こうしたホルモンのサポートを受けにくい中で出産し、子育てをしようとすると無理が生じることもあります。そのことを知って、産んでからいい親子関係が築けるよう、努力したほうがいいですね。

一方で、「恐怖」もまた、愛情ホルモンが出なくなってしまう原因となることがわかっています。つまり痛いのが嫌で、不安でしょうがないのであれば、無痛分娩も手段の一つといえます。けれども分娩の痛みって何?? 本当に痛いんだっけ?つまり、お産は、何のためで、どんな気持ちで臨むの?と究き詰めたところに問題があり、その答えが見えてくれば、痛みを克服することもできるのでは、と思います。

無痛か否かの選択の前に、ご自身が出産にどう向き合うか、人生についてどうとらえるのかを考えてみてください。少し古いけれど、丸山敏雄先生の「無痛安産の書」をおすすめします。妊娠中を安らかに過ごし、喜びに満ちた安産ができる秘法が載っています。やっぱりお産の痛みは恐いから無痛で産みたいという人は、病院選びを慎重に行ってくださいね。今日本で、無痛をやってくれる病院はあまり多くありません。医師の説明をきちんと聞いて納得し、どの方法を選び、どう産むのか、自分で決めることが大切です。

バックナンバーの一覧へ戻る

ページのTOPにもどる
老若男女響学「お母さん大学」プロジェクトはこちら
お母さん大学メルマガ藤本でこぼこ通信 登録はこちらから
『百万母力』はこちらから
『百万母力』はこちらから
『百万母力』はこちらから
『百万母力』はこちらから
ブンナプロジェクトはこちらから
池川 明先生のDVD「胎内記憶」&本のご購入はこちらから
 
株式会社トランタンネットワーク新聞社 〒221-0055 神奈川県横浜市神奈川区大野町1-8-406