池川 明の胎内記憶 赤ちゃんはお母さんを選んで生まれてくるのです
お産の日は赤ちゃんが決める?
私の産院では月に10件程度しかお産をとっていませんが、予定日が違うのに同じ日に重なることがあります。まさに2月11日がその日でした。
人の方のお産がありましたが、3人ともお名前が同じで、さらにそのうちの2人は全くの同姓同名、そんな日もあるんですね。経験的に一年間で1〜2回ほどお産が集中する日があります。一般には満月や大潮のときにお産になるといわれていますが、調べてもはっきりした差は出にくいようです。ただ、助産師さんで、月齢カレンダーを使ってチェックし、「赤ちゃんが生まれそうな日には出かけない」と待機している人もいます。
2月10日にドスペ(何のことかと思ったら土曜スペシャルの略ですって)で赤ちゃんの胎内での映像が流れました。これはフランスの制作会社によるたくさんの賞を取っている映像です。赤ちゃんがおなかの中で笑っている映像など、リアルな姿を見ることができました。その中で驚いたことに、「胎児の肺から出てくるプロテインが陣痛を起こす」と、はっきりいっていたのです。
びっくりしませんか? 陣痛は赤ちゃんが起こすと科学的にいっているのです。すなわち、赤ちゃんから出るプロテイン(サーファクタント)が胎児の肺から出ると、マクロファージという白血球の一種が子宮に入り込み、子宮の筋肉の興奮を引き起こし、陣痛が起こるというのです。
以前、胎内記憶のあるお子さん何人かに聞いたことがあります。「陣痛はお母さんが起こすの? それとも赤ちゃん?」との問いかけに、全員が「赤ちゃん」と言いました。 そのことから赤ちゃんが陣痛を起こすものと思ってはいたのですが、科学的に証明されていたとは驚きでした。
だとしたら、予定日を過ぎた人に「まだ生まれないの?」とは言えませんね。この一言がどれだけ妊婦さんのストレスとなって傷つけていることか…(ため息)。この場合「まだ赤ちゃん生まれる気にならないんだね」というのが正しい。そして「赤ちゃんが生まれたいときに生まれてくるといいね」と妊婦さんと赤ちゃんに言ってあげましょう。







