オババの育児日記 たっくんに完敗ものがたり

オババの育児日記 たっくんに完敗ものがたり

LIVE LIFE 2006年3月号

2倍楽しめる子育て

育児日記2006年3月号 写真

ついこの前つかまり立ちができるようになったと思っていたら、数日前、ひとりでたっちしているたっくんを発見。この地球を初めて自分の足で踏みしめたとき、たっくんにはどんな感動があるのだろう。その姿を見たとき、娘(たっくんのママ)が初めてひとりでたっちした日のことを思い出した。たっくんと一緒にいると、遠い昔のわが子育ての日々が蘇り、2倍の感動ができる。オババ業も悪くない。

たっくんと一緒にいると、毎時間、毎分が感動だ。最近では甘えることも覚えて、両手をいっぱいに広げて「抱っこ」という。わが子のときは「もう、また抱っこなの。仕事が何にもできないよ」と、うんざりした記憶が。でも、たっくんの場合は違う。「よしよし、抱っこなの。おいで、おいで」。この差は一体何でしょう。特別待遇子育てです。

たっくんは、眠っているとき以外は、部屋じゅうが遊び場。編集部に来ると、まずパソコンにさわらせろという。誰も教えていないのに一人前にマウスを使ってクリックする。困ってしまうのが、たっくんがパソコンをさわったあとは、ほとんどといっていいほど、わけのわからない設定になっていること。次の的は、オーディオ。小さな指を上手に使い、ダイヤルを回したり、ボタンを押したり。とくにボリュームの上げ下げが面白いらしい。今日は、あまりの音の大きさに、自分でびっくりして尻もちをついた。

今、子育てをしているママたちの気持ちも、よくわかる。毎日24時間子どもの世話ばかりで、自分の時間なんて全然ない。だから、私の場合、その反動でトランタンを始めたようなもの。

3人の娘を育てながら大学の通信教育で勉強していた。試験前に限ってなかなか寝てくれない子どもたち。夜中の12時頃までワーワーキャーキャー。それを見て、一番欲しいと思ったのは「眠り薬」。「一滴でスヤスヤ」なんて絶対売れそう。強行手段で「ちゃーちゃんは勉強だからね」と宣言し、別の部屋に閉じこもる。すると、1時間もしないうちに部屋の中は大変なことに。でも、そんな日はあっという間に過ぎ、いつの間にか子どもたちは成長した。

確かに、子育ては大変。でも、大変で当たり前。のんびり楽々子育てなんて、あり得ない。でも、わが子が大変な病気をしたときを思い出して。元気でいてくれたら、それだけでいいって思った日、あるよね。ついそれを忘れるから、神様は時々、親に爆弾を落としながら、子育てとは何かを教えてくれるのかもしれない。子育ては自分育て。

オババになっても、孫に育てられている。

(藤本オババ)

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