八面六臂 藤本裕子の辛口エッセー

八面六臂 藤本裕子の辛口エッセー

2008年3月号

キラキラ輝くお母さん星

お母さんたちがつくるお母さんたちの情報紙『お母さん業界新聞』が、ウェブと紙媒体でスタートする。全国のお母さん記者たちが、「お母さん大学」トライアルサイトで、2週間ほど前から発信を始めている。何を発信していいのかわからず立ち止まっている人、不安そうに周りの様子を見ている人、慣れないパソコン操作に寝不足でダウンした人…。毎日さまざまなドラマが生まれている。いよいよ、お母さん大学の始まりだ。

お母さん記者の中で、顔が見える人はごくわずか。普通なら、会ったこともない人たちと、ひとつの新聞をつくるなんて考えられない。が、不安はない。なぜなら私と記者たちの間には、ひとつだけ絶対的な共通項がある。それは「お母さん」。ひとりの人間であり、偉大なるお母さんだ。最初は皆戸惑うだろう。だが、お母さんであればわかる。

先月、1週間ほど海外へ出かけたときのこと。お母さん記者たちが発信を始めたばかりだったので、パソコンを持参し常時サイトをチェックするつもりだったが、PC環境の問題でアクセスできず断念。遠い国でみんなを思った。が、帰ってきてびっくり。その間ちゃんとサイトを守ってくれているお母さんがいた。私たちがいない間、一生懸命に発信してくれていたのだ。こんなことを彼女に言えば、「そんなつもりでは…」というだろう。でも私には、彼女が留守を守ってくれているとしか思えない。それは「見えない共感」以外の何物でもない。また、手を挙げた仲間の一人としての責任も、彼女の中にはあるのだろう。

自分さえ良ければいいというこの時代、そんなことを、お母さんたちが当たり前に感じられる場をつくりたい。もっといえば、そんな地域、そんな社会をつくっていきたいと思っている。新聞をつくることが目的ではない。その過程で出会うすべてのことが、まさに「お母さん大学」である。記事は文章力ではなく、「母力」で勝負。どの記事にもお母さんのエネルギーが漲っている。一人ひとりのお母さんの「思い」は、輝く星。その一つひとつを読んでいると、夜空にキラキラと輝いている星のように思えてならない。

また、ある一人のお母さんの発信。子どものアトピーで苦しみながらも、思いいっぱいで発信していた。「私がアトピーを治す! お母さんが治してあげる。今、苦しくて痛いけれど、お母さんが治してあげるからね」と。きっとこのお母さんは、子どもを守る。みんなで応援しよう。このたび、『リブライフ』読者の皆さんに「お母さん大学」サイトを公開する。トップには、お母さん記者たちが発信する『お母さん業界新聞』。その燦然と輝く星(記事)たちを、日本中のお母さんに届けたい。

満天のお母さん星が、子どもたちを輝かせる。

(藤本裕子)

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