八面六臂 藤本裕子の辛口エッセー
初夢「お母さん大学」
大きなキャンバスに向かい思い思いの絵を描くママたち。筆を持つのは何年ぶり!と、隣りのママたちとおしゃべりをしながらアートを楽しんでいる。子どもたちは外の壁をキャンバスに、思いっきり芸術を爆発させている。お隣の畑では地域のシニアが、子どもたちを集めて農作業。うぁ〜、でっかい大根〜、芋掘りしたい! こらぁ〜、まだ掘ったらダメだぁ!。泥んこの子どもたちは、土の上を歩くだけでもワクワクドキドキ!
その向こうからきれいな音色が聞こえてくる。ピアノ、バイオリン、チェロ…。音楽が得意なママたちが、オーケストラを結成。ここは、子どもではなく、ママがお稽古する場所。スタジオでは、ビヨンセやアリシアみたいな、かっこいいママたちが、リズムに合わせてヒップホップダンス!
奥の部屋には、パソコンが100台も並んでいる。世界じゅうの人たちとインターネットを通じて交流。テレビ電話を使って、数か国の人たちと同時におしゃべり。今晩のメニューは国際井戸端会議で決まり!
シアターでは、いつだって巨大スクリーンで映画が楽しめる。そのほかお芝居やミュージカルの上演もあるし、観るだけではなく、製作チームにも参加できる。
ちびっ子は保育園ではなく、子どもの基地に集合。みんな異年齢の子どもと遊んでいるから、成長も早い。ここはママを待つ所じゃなくて、子どもたちが自主的に活動する所。だから、大人は簡単には入れない。
おなかが空いたら広場の屋台でランチ。ゆっくりしたいママは、緑いつぱいのオープンカフェへどうぞ。ここではママのDJがいて、音楽とトークで楽しませてくれる。リクエストもOKだ。 ビジネスセンターには「母親限定」の求人情報がズラリ。お母さん歴が長い人は高収入。ここでは「学歴」ではなく「母歴」が勝負だ。
海のすぐ近くには、助産所もある。波の音を聞きながら、星を眺めながら、家族みんなで生まれ来るその瞬間を待つ。赤ちゃんが生まれたら、みんなでシーサイドパーティー。 情報ならお母さんの新聞社にお任せ。ママたちは、毎日取材をしながらいろいろな人と出会い、その出会いに感動し過ぎて言葉では表現できないと、記事が書けない人が続出。これは、深刻な問題だ…。
う〜ん、むにゃむにゃ…まだまだ続く…起こさないで。







